参拝日:2013年12月22日
祭神:(西本宮)大日孁尊
(東本宮)天照皇大神
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073−1
伊勢神宮並みに神秘的なものを感じた神社。
絶対にまた行きたい神社。
旅行:
九州一周御朱印神社巡り4日目(熊本~宮崎~鹿児島)
とても素敵な御朱印が頂けた
御朱印初穂料:300円
書人:神職さん
全国御朱印収集の旅 宮崎県
天岩戸神社略記
古事記、日本書紀等に皇祖天照皇大神は御弟素盞鳴尊を御避け遊ばして暫く天岩戸へ御籠り遊ばされた事を記していますが当神社はその霊蹟天岩戸を斎ひ奉る神社です。境内社殿の背後断崖の中中腹に御窟あり天照皇大神籠らせ給ひし処と伝え、古よりその御神域を御神体としてお祭り致して居ります。
社殿は東本宮と天岩戸直拝の西本宮と岩戸川の渓谷を挟み相対して御鎮座ましますが東本宮関係の昌泰年間(898年)の記録に天照皇大神、天岩戸より御出ましの節、思兼神其の御手を取りて東本宮の土地に御造営の御社殿へ御鎮り願ったと記してあります。弘仁壬辰三歳(812年)中秋には三田井候の遠祖、大神大太惟基公霊夢に恐惶して頽廃せる社殿を再興し深く其神明を崇敬したと申します。又神社に由縁の舞楽として岩戸神楽三十三番の古雅なる手振を宮司社家代々伝え氏子たち習い伝えて祭典に奉奏するほか毎年十一月下旬より二月初旬にかけ各集落において民家に〆飾りして終依舞続け黎明に及びて岩戸開きと称する舞納る慣習があります。住時名士の此の地を訪ふ者も多く寛政奇士高山彦九郎の参拝紀行あり薩摩の歌人八田知紀礼参し水戸の烈士井上主人義秀等八名参籠して俳句「落つるには 手もなきものよ 蝸牛」を残しています。また大宝の昔京都神祇官卜部朝臣参拝の記録あり相当古くより中央に認められていた事が考えられます。皇室の崇敬も厚く秩父宮殿下、秩父宮妃殿下、高松宮殿下、三笠宮殿下、朝香宮殿下、常陸宮殿下を始め皇族、侍従の代参等、度々の御参拝がありました。